普段、あなたは大切な家族やパートナーとスキンシップを取ったり、友人とふれ合っていますか?
私は、カウンセリングやエネルギーセッションをする際、少しだけ相手の身体に「ふれる」ことがあります。
決して妙な意味はありません。

そっとふれることで、緊張したり落ち込んでいる人の心に、非言語的だけれども、何かを伝える気持ちでふれているのです。
実際、私も本当に悲しい時や苦しい時に、傍にいる人に抱きしめてもらったり頭を撫でられて、フゥッ・・と息の抜けた経験があります。感情の嵐に心が惑わされている時は、鎮まるまで身体も動かずに耐えようとしてしまうのかも知れません。
(逆に、暴れてしまう人もいるかも知れませんが・・・)
私たちは、ふれ合うことが少なくなると、自分が「生きもの」だという感覚が鈍くなり、自分や人の身体を粗雑に扱いがちになるようです。
体感覚が鈍くなるとでもいうのでしょうか。
いつの間にか、ふれ合うことに特別な意味を持ち過ぎて、ふれ合うことが恐くなってしまう時期もあるようです。
そこを打破するのが、日頃のかるーいふれ合いです。
「元気?」「大丈夫?」と挨拶がてら軽く肩にふれたり、楽しい時や嬉しい時に「やったね!」とハイタッチしたり。落ち込んでいる時や悲しんでいる時は、そっと背中にふれられるだけでも、人のぬくもりを感じて嬉しいものです。
・・・とは云うものの、相手が異性や年上の時は、充分、常識的な配慮をしたうえでないとキケンです。こちらが気を使ったつもりでも、「馴れ馴れしい!」と怒られることもありますから。

まずは、身近な家族や同性の友人がいいと思います。
これから少しずつ秋も深まり、肌寒くなります。
心まで寒くならないように、かるーいふれ合いを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、お互いの心のつながりが増す、いいきっかけになると思います。