2012年03月20日

もや太郎

梅は満開、そろそろ桜の蕾が膨らみ始める頃でしょうか。

タイトルの「もや太郎」というのは、『読むだけで心がラクになる22の言葉』という本に出てくるキャラクターで、私たちの心が、未来への不安や過去の後悔などで“もやもや”した時にむくむくと浮かんでくる、あの何とも言えないいやぁな感覚・・・と、これ以上のことは本を読む方の為に取って置きます。

ひとつひとつのエッセイ・タイトルに著者の思いが込められており、読みながらドキドキするような、じぃんとくるような、ショート・エッセイなのに、ともて心に響いてくる素晴らしい本だと思います。言葉を大切に使っている感じが、とても伝わってきて、本当に感動しました。

読みながら、私の心のなかにも“もや太郎”がいるんだけど・・と、ほくそ笑んだのは、きっと私だけではないはず。

心の揺れやすい春の季節、少し心が落ち込んでいる人や、心が揺れ動いている人に、とくにおススメします。なにか新しいことを始めたい・・と心ひそかに思っている人にもいいかも知れません。

ちなみに、私の“もや太郎”は、“ふぁんふぁん大佐”というパンダで、ずいぶん昔から心の奥座敷にお住まいです。 わーい(嬉しい顔)

“もや太郎”が気になる方は、ぜひ、この本を手にとってみて下さいね。


☆ 読むだけで心がラクになる22の言葉  本田健  フォレスト出版 ☆

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2010年12月17日

最近感動した本

アリスです。

太宰府は今日まで気温が低いようで、昨日の雪がまだ残っています。
読書と言えば秋というイメージですが、寒い時は、毛布にくるまって芋虫?のように読書するのも好きな私。今日は、最近読んだ本の中でも特に印象に残った本を3冊紹介させていただきます。

かわいい「お金と人生の真実」 本田健 サンマーク出版
ドキッとするようなタイトルですが、内容もタイトル通りドキドキする本です ^^;
そもそも、なぜ「お金」が生まれたのか、というお金の歴史あり、「お金」が人生に与える光と影、「お金」の性質、「お金」で手に入りそうではいらないもの・・などなど、どの章を読んでも説得力のある本です。自分の「お金」観を整理したい方や明確にしたい方にもおススメします。

かわいい「こころと脳の対話」 河合隼雄 × 茂木健一郎 潮出版社
日本初のユング派分析家の臨床心理学者・河合先生と、軽やかな言葉使いで脳と心のつながりを伝える脳科学者・茂木先生の対談集です。夢や無意識の働き、わからないことをわからないまま認める包容力の大切さ、科学と心の結びつきが難しい理由・・など、タイトル通り「こころと脳」がぶつかり合ったり近付く対談で、なるほどなぁと唸る部分の多い本でした。本にも出てくる箱庭療法という心理療法は、私も学生時代に実験台として受けたことがありますが、河合先生の「夢の世界」を表現するものだという説明に、思わず納得。もともと大好きな著者なので思い入れもありますが、心を観ることに興味のある方にはおススメの一冊です。

かわいい「闇からの目覚め」 アリス・ミラー 山下公子 訳 新曜社
最近、児童虐待のニュースなど悲しい事件を耳にしますが、日本だけでなく欧米やアフリカなど、実は海外でも当り前のように起きているという現実を踏まえ、40年前から研究発表している著者による一般者向けの本です。著者によると、暴力を使った教育は世代間を超えて連鎖されること、する側も受ける側も愛情表現と思い込んで問題として表面化しにくいこと、幼い子どもが大人のように、強い力に対して躾の意味より恐怖を感じる認識が薄いこと、など実証を踏まえ論理的に書かれています。多少、言葉が厳しい面もありますが、なぜ暴力の連鎖がとまらないのか、連鎖を断ち切るには何が必要なのか、とても丁寧に書かれています。

興味ある分野の本は、読むたびに気付きを与えてくれます。
あなたは、最近どんな本を読んで感動しましたか?
ぜひ、お会いした時にでも聞かせて下さいね。



posted by アリス&バロン at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | おススメ本

2010年08月05日

話が通じない人?

アリスです。

夏、真っ盛り。セミの鳴き声がやみません。

もうすぐ盆の入りですね。
人によっては、故郷に帰り旧友と遊んだり、田舎の両親や祖父母に会うという方もいらっしゃるかも知れませんね。
私も、久しぶりに里に帰ってお墓参りなどする予定です。

さて、今日はコミュニケーションで感じる違和感について、興味深かった本のご紹介です。

『話が通じない人の心理』 青春文庫 加藤諦三

インパクトのある題名なので引いてしまう人もいるかも知れませんが、かんたんに説明すると「ナスシシズム」(自己愛)がもたらす「心の壁」についての話です。
あなたは、これまで人と話して「どうも話が通じないな」と、せっかくの楽しい会話を無駄に過ごしてしまったように感じたり残念だった記憶はありませんか?
私は、何度かあります。そんな時に、自分と会話をした人達との間の違和感はなんだったのか、気付かせてくれた本が、この本です。

本によると、人は誰でも「ナルシシズム」を持っていること。
そして、その持ち方により、人との付き合いを困難にしてしまう人と親しみを持てる関係を築ける人がいる、ということです。


この本の内容は、例えばこんな感じです。

揺れるハート誰でも人を好きになれるが、誰でも親しくなれるわけではない。
揺れるハート誰でも恋することはできるが、誰でも愛せるわけではない。

なんだか古い格言のようですね。

どうも、自分を愛する感覚のうすい人は、相手に好意を持ったり恋したとしても、もともと自分への空虚な欠乏感があるため、その欠乏感を埋めるために相手から愛されようと努力して悩み苦しんだり、自他の区別が苦手で、相手と自分の想いを混同してしまうこともあるようです。

例えば、自分の話題では盛り上がるけれど、相手の話題になるとつまらなそうにしている人。
自分がほめられるのは嬉しいけれど、相手が褒められているとおもしろくない顔をする人。

基本的に、自分にこそ興味を持つべきという気持ちが強いので、自分から相手の話を聞くという相互で対話する感覚のない人です。
その感覚のなさが、相手からは「どうも通じない」となるわけです。

ちなみに、心が通じない人、通じる人の見分け方では下記のようなポイントがありました。

1、その人の幸せを願うかどうか
2、その人と一緒に幸せを味わえるかどうか
3、その人を尊敬できるかどうか
4、困った時に頼れるかどうか
5、その人と相互理解があるかどうか
6、いろいろなものを共有できるかどうか
7、励ましを受けるかどうか
8、励ましてあげるかどうか
9、親しくコミュニケーションできるかどうか
10、その人を大切にするかどうか

書いてて、私にとって大事な人達との感覚はどうなんだろう?とちょっとドキドキします。 あせあせ(飛び散る汗)

自分と相手の感覚、それぞれが感じる心の距離感はどんな感じなのか、それはなぜなのか、上記を一つの参考にして話してみるのもいいかも知れませんね。意外な相手に「心の壁」を発見したり、親しみを感じるかも知れません。

しばらく厳しい暑さが続きそうです。
どうぞ、お身体大切に。
posted by アリス&バロン at 12:41| Comment(2) | TrackBack(0) | おススメ本